ならぬことは ならぬものです

honest152014-04-28

大学「へ組」の恒例の旅行で、会津若松へ来た。
白虎隊も、八重の桜も知識がなく、ほぼ白紙の状態。
自刃した場所、墓を見たり、イタリアから贈られた柱を見たり、
何と郡上藩の碑もあった。
仲間は、テレビも見ていたらしく、盛んに質問してる。
白虎隊の連中が学んだ「日新館」は、文武両道に優れ、偉材を出している。
この町の姿勢にも、人材教育に力を入れていたのが、良くわかる。


さざえ堂は、江戸時代中期の仏堂だけど、あの震災でも壊れる事もなく、
ユニークな木造建築。上り下りが螺旋状になっていて、同じ動線を通らない。
飯盛山は桜が満開。

鶴ヶ城も桜があふれんばかりで、市民、観光客で一杯。
同じ城をもつ岐阜の人間としては、岐阜公園と比べてしまう。
城の傍にあった日新館も、磐梯山を借景にした広大な場所に移転した。
当時の学び、武道を再現してた。
つくづく教育を大切にしてるところだ。


食べ物も、幹事がしっかり調べ、おいしくて、雰囲気があった。
昼は、「田事」で”せいろめっぱ”を食べた。。

曲げわっぱの器にご飯を入れて持参し食事をする習慣があったそうだ。
夜は、「渋川問屋」で。
大正ロマンの雰囲気を持つ古い大店を、郷土料理の店にしている。
この店の料理が、会津若松で一番おいしかった。


”ならぬことはならぬものです”
は、白虎隊の学舎=会津藩校日新館での教えの根幹にあるものです。