外圧に感謝して、真の問題解決を。

オリンピック立候補都市の記者会見で、原発汚染水についての
厳しい質問が続いている。
国内よりも、真剣な質問で、代表団は、困惑している。
安部政権も、そんな声が出る事を予測して、汚染水対策は国でやると、
宣言した。
国内での地元の声、消費者、業界の声に対して十分な対応してこなかった
政府が、オリンピックという外圧で、慌てて行動を起こした感がある。
遅きに失してはいるけれど、オリンピックに立候補したことによって、
原発対応を政府陣頭で、やろうとしたことは、逆説的に評価しよう。


今日も、韓国が東北の水産物の輸入を禁止した、というニュースが流れた。
実は、問題は汚染水だけでない。
廃炉にむけて解決できない問題が山とある。
原発トップセールスしてる政権にとって、ジレンマとなってきた。
情報を遮断して、小出しにしてる事も、段々明るみになり、
国内関係の対応を迫る声を、自民党単独政権の力で押さえてきた。
それが、どうやら海外のメディアからの追及できちんとした答えを
出さなければいけない状況が出てきた。


原発諸問題を国内問題として、解決したい気持ちはわかるが、
余りにも見えない課題が多い。
国内だけの力では、解決できない。
今回のオリンピック立候補を期に、国内対応課題、全世界対応課題と
分けて、全世界の英知を結集して、この困難な課題を解決したいと
アッピールしたらどうか。