パリは、涼しく、まるで避暑地。

honest152013-09-01

お盆明けにパリに向かう。
38度の猛暑から、パリに着くと、24度。
娘のアパートに着いた。
中庭があり、緑緑してて、涼しさが増した。
パリの最初のお出迎えは、この涼しさ。


パートナーの彼(ロマン君)が、ウイスキーでの食前酒と、手製のクレープで
もてなしてくれた。
二人の娘「あお」ちゃんは、6か月になった。
起きてるときは、自慢げに”飛行機”になる。
持ちネタは、他に”考える人”
さすが、フランスの赤ちゃん。


ジヴェルニーのモネの庭、家に行く。
モネの世界の中に浸る。
花と、樹樹、池がゆったり、優しく迎えてくれた。
モネのコレクションを見てると、突然心が、揺れ動いた。
広重の浮世絵の、凄さが、強烈に心に入ってきた。
モネの世界で、広重に恋をした、ようだ。[


月曜からは、娘は働きに出ていった。
ロマンは、夏休みだけど、毎日の育児で大分お疲れのよう。
で、少しづつ育児サポート。
ミルクをやったり、飛行機体操の観賞したり。
お昼寝から目覚めると、ロマンと一緒に近くを散策。
スーパー、冷凍庫食材ショップ(これが中々いい)、公園と
ロマンの散策ルートを一緒に散歩。[
最後においしいパン屋さんで、バケットを買って帰還。


水曜は、娘が休みをとって、アパートの近くを散策。
まずは、市場。野菜、肉、チーズ、魚、果物。
並んでいる店の物がよさそう。
昼からは、近くのバステイーユを散策。
オタクが集まってきそうなショップもある。
8時半過ぎ、まだ薄暗い位の空をベランダから見上げると、
飛行機雲があちこちから現れる。
西に、北に、天空にと素晴らしいショーが見られた。


週末になり、皆で東のメッスに向かう。
途中シャンパーニュ地方のBethonにより、彼のおすすめの
シャンパンを買う。[
金賞をとった「Le Brun De Neuville の Cuvee Selection」
とても安い。
彼らは、2ケース買ってた。


ランチは、この店の紹介で、原発近くのレストランへ。
フランスでは、原発があちこちに。
内陸でよく見る。
原発の近くには、何故か風力発電の風車が回ってる。
ちょっと怖いね。
街も、心なしかシニアが多かった。


メッスに向かう。
パリから東に350km位。
ポンピドーの分館が出来たというので、この町を選んだ。
意外と大きな町。
ロレーヌ地方の中心地。
落ち着いた、歴史のある古い町。
ポンピドーのコレクションは、まだ発展途上だったけど、
教会のステンドグラスに、シャガールやジャンコクトーがデザイン。
古くもあり、アーティスチックでもある町。

パリへは、5時間弱の車の旅。
ロマン君が一人で、孤軍奮闘。
きっとくたくたに疲れたと思うけど、
アパートにつくや、最後の夜の彼のおもてなし料理の仕込みを始める。
3時間をかけておもてなしの料理が完成。
シャンパンと、赤ワインでおいしい料理と、パリの涼しさと、
ロマンのホスピタリティと、娘のビビッドライフ、
そして何より”あお”に乾杯!