スペースシャトルと夢

明日シャトルが打ち上げられる
ケープケネディ宇宙センターへ20年ほど前に行った。
大きな格納庫から軌道がでていて、その上をシャトルが運ばれる。
枕木と砕石で固められ、ゆっくりと運ばれるさまを
想像すると、何かジーンとくる。
当地で「大スペースシャトル展」をやろうという事で、
アメリカの宇宙関連施設を見て廻った。
スミソニアン、ヒューストン、アラバマ、ハンツビル等。
無重力体験のできるプールもあった。
発射して宇宙に向かうシャトルはテレビでも見れるが、
それまでの工程、準備は中々わからない。
一種のバックヤードツアーみたいなものだったけど
わくわくして楽しんでいた。
その当時アメリカ人にとっては、実現可能な夢だったけど、
日本人にとっては、手の届かない夢だった。
当地での「シャトル展」のとき、小学生だった息子に、
アメリカはここまで来てるよ、と説明して見せた。

夢が手が届くところまでくると
エネルギーは倍速になる。