「舞妓を受け継いだ少女」は14日まで。

honest152007-03-13

写真家荻野NAO之君の個展。
名古屋へ里帰り展。
東京、大阪で開催され、最終は名古屋で。


テーマは、彼がメキシコから帰って来て以来追っかけてきた
「舞妓」
舞妓になろうと、祇園に来てた少女との出会いから始まった作品。
彼女、当時北京に住んでいたのだが、彼は北京にまで飛んで、舞妓になる前から
彼女を撮るアクションを起こした。
運命的な出会いを感じたんだろう。
彼女は、その後親の反対を押し切って、舞妓になる修業を積み始めた。
その出会いから、舞妓になってゆく7年間が写真になった。
彼女の名前は小桃ちゃん。


30点程の写真を見てると、彼女の生き様と、荻野君の写真家魂が伝ってくる。
ごく普通の少女が、礼儀作法、芸事、化粧、着物の着付けの修業を通して、
舞妓に磨き上げられていく。
2万点も撮ったという写真の中から、選びぬかれた一点一点に、
舞妓になりたいという彼女のエネルギーが感じられる。


荻野君と舞妓小桃ちゃんを是非見に行ってやってください。
場所は、名古屋市東区東桜2−2−1高岳パークビル1F
CANON GALLERY(屋上にCANONのネオンがある。高岳町の交差点のすぐ傍)
3月14日まで。