インドの結婚は90%が親か親族のアレンジ!

honest152008-07-24

英会話スタジオの先生がインドから来た。
何回か教えて貰って心が許したのか、
今日は、彼女の結婚のなれそめを告白した。


大学に通ってるバスの中で、日本語が聞こえてきた。
振り向くと、彼が日本語わかるのと話しかけてきた。
一月程して、図書館で又会った。
同じ日本語科の先輩だとわかり、親しくなった。
一方、家族は自分の結婚相手を決めていた。
付き合いが進み、家族に好きな人が出来た、と話す。
親は激怒。その状態が一年続く。
彼の家族は、賛成してくれ、彼の粘り強い接触で、やっと親の許しが出た。
で、今二人して、日本にいる。
日本が大好きだけど、自分はベジタリアンだから、食事に困ってるそうな。
今度「新婚さんいらっしゃい」に出たら、と。


インドでは、親や親族が子の結婚にからんでくる。
90%位の確率だそうだから、大多数といってよい。
親族、知人の紹介もあるが、一番多いのが、
案内広告、
日本の求人広告のような所に、結婚案内がでるそうな。
そこに、それぞれの略歴、趣味、財産、学歴等が書かれており、
親はそれを見て、コンタクトを取り、配偶者を懸命に探すそうな。
あくまで親が捜す。
親のほうが、世間を知ってるということか。


映画の「ベッカムに恋して」の女子サッカー選手は、
親が決めた相手を蹴り、親が反対するサッカーに
身を挺していく。
最後は、父親が娘のしたい事を許し、彼氏についても
暗に認める所で映画は終わった。
英会話の先生も、優しい顔して、親の反対を押し切り、
最愛の人と結婚した、と告白。
いい話。
良く話したね、それだけ信頼されたという事か。
親が働くんだ、インドでは。