二人の子供が迷いこんできた!

honest152009-02-11

暖かい日だから、庭に出て、邪魔な(?)枝を切っていた。
とそこへ、子供二人。
金華山への登り口を聞いてきた。
この家からは、道順を教えるのが難しい。
これから登るの?二人で?
登って、降りてきた、と言う。
途中で、父親とはぐれて、待ち合わせ場所と反対側に降りてきてしまった。
我が家からも金華山の登り口は、10分以上かかる。
小さな山はあるが、金華山とは離れている。
迷い込んで、困ってる二人を見かねて、
何処で待ち合わせ?と聞いたら、ロープウエイの入り口。
二人は、そこまで再び金華山を登り、降りて行こうとしてた。
2時間以上かかる。


お父さんはどうみても心配してるだろう。
で、二人を車に乗せて、ロープウエイの入り口まで送る事にした。
車の中で、二人に色々質問。
上の男の子は、小学校4年、下の女の子は今年一年生。
二人は、はきはき、恐縮し、丁寧にお礼を言った。
ちゃんと親が教育してる。
二人は携帯をもってなく、お金もないので親に連絡できてない。
親の携帯の番号を聞いたら、お母さんのは知らないけど、お父さんのは知ってた。
早速電話する。
心配そうなお父さんが出た。
で、歴史博物館のバス停で待ち合わせする事に。


迷子の二人には、お母さんの携帯番号も覚えるといいよ、
テレフォンカードか小金を持ってたほうがいいよ、とアドバイス
二人はきっと途方にくれてたと思うけど、
家に住んでる人に尋ねたのは、正解だった。
二人と親御さんは、今日の出来事を反省して、色々学ぶだろう。
博物館前で、お父さんに会えた。
二人は、ほっとして、お父さんのほうに走って行った。
その後お母さんが、車で駆けつけ、お礼と共に、お菓子を貰ってしまった。
断ったけど、出すほうも示しがつかないだろう。
あられを貰ってしまった。
それでも、小さな人助けは、子ども二人のはきはきした対応で、
心の中が暖かくなった。