ハイスクール・ララバイ♪♪

高校時代の英語教師が亡くなった。
我々の飲み会にも、良く顔を出していた。
子供の日に葬儀。
三人が弔辞。
原稿なしで弔辞を読んだY先生。
抜群の出来、葬儀のスターに。
亡くなった先生との関係を知ってる仲間は、複雑な顔。

葬儀明けの６日、恒例の高校の同窓生ゴルフ。
新緑が眩しい谷汲カントリーへ。]
葬儀が６日だったら、皆参加を迷ったろう、と亡き先生に感謝。
山に囲まれたこのゴルフ場は、美しく整備されていた。
クラブハウスから臨む池が、優しく微笑んでいた。

夜は、ゴルフをやらない連中も集まって飲み会。
シャンソン歌手の後援会長やってるとか、
９３歳のお母さんが現役で農業やってるとか、
竹の子を手土産に持ってきた女性がいた。
真っ先に手を上げて、ゲット。
同窓生だけど、見覚えがない女性だったけど、お礼を言おうと
彼女の席に。
]
”始めまして。今日は竹の子ありがとう。”と言ったら。
”えっつ！？”という顔された。
高校一年の時、同じクラスだったんだって。
とちったなー！
高校一年の頃は、女性に声も掛けられなかった、なんて弁明。
本当に覚えがない。
他の男どもが寄ってきて、盛んに話が弾んでた。
人気者の彼女を知らなかった純情な青春時代！