くるりんぱ

honest152005-06-23

東京へ出張。
本社ロビーに「くるりんぱ」の活動PRコーナーができてた。
社会貢献活動の一環としてやっている。

ユネスコの世界寺小屋運動を後押ししようと
”絵”で活動をしている。
上からでも、逆さにしても、絵が現れる。
例えば、上から見ると熊に見え、逆さにするとうさぎに見える。
世界には、9億6千万もの字が読めない人がいるという。
字が読めないことによる不平等、不利益をなくそうと始まったのが、寺小屋運動。


この「くるりんぱ」を見てると、不思議な感じがしてくる。
字や絵を、上だ、下だと決めたのは誰だ?
子供達が、ジグソーパズルをやったり、トランプの神経衰弱をやったりしてる
のを見てると、彼らには上や下という概念はないようだ。
あるがままの全体を絵で捉えてる。
そんな能力を大人になるにつれて、無くしていってしまう。
で、上下とか、左右とか、形を決めたがる。
人間関係ですら、上下という解釈をする。
もう一度、あるがままを見る人間に戻りたい。
くるりんぱ」を見てそう思う。