パチャママ

honest152005-07-04

パチャママとは、アンデスの古い神話にあらわれる代表的な女神だそうな。
パチャとは、ケチュア語で地球という意味。
インカ帝国の時代に主にケチュア族アイマラ族などの
インディオ達によって信仰されていた。
豊穣を司る大地の神であり、全てのものの母親とされる。
愛地球博のペルー館に、パチャママをイメージした作品(右写真)があった。
子供たちと地球を暖かく包んでいるように見える。
母性を持つ大地の神パチャママに対して、父性を持つ天の神はパチャマック
と呼ばれるが、現在ではパチャママ程信仰されてないようである。
どうやら地球人は、母なる大地の上で、存在してるようだ。
今読んでる本は、アフリカを舞台に、エイズと懸命に戦ってる人々が主人公。
その中に、「国の行き先を変えられるのは、女性、特に母親なのだ。
母親が無知であれば、子供も無知のままで終わる。
母親が聡明であれば、その眼を通して見た外界の情報が子供に
伝わる。、、、、、、、、、、、、、、、、。
母親が賢く、世の中を見透す眼を持ってる国は必ず力をつけてくるし、
歪んだ道に入り込まない。」とある。
今の日本の頑固な政治の世界をみてると、つくづくそう思う。