マダカスカルは想像力をかきたてる島だ。
何故かこの島は、普通ではない。地球上の島じゃないよう。
古来からそう思った書き手達は、
空想、イメージの世界を、この国の形ある物から創造してた。
１３世紀には完成してたアラビアンナイトの
「シンドバッドの冒険」には、宝石を盗むのに飛んだ鳥は、
この地で絶滅したしたと言われる”象鳥”がモデルという。
マルコポーロも、象を掴んで飛ぶ鳥がいた、と言ってる。
「星の王子様」にも、バオバブの木が出てくる。
アイディアに行き詰ったらマダカスカルに行け、だ。
と言いながらも、この島に生存してた大型動物が絶滅してたり、し始めたりしてる。
昨日の「ウルルン世界滞在記」は、この島を舞台にして、
大型の伊勢海老採りにうつつを抜かしていた。
折角の貴重な島だから、もう少し島の希少種を紹介して欲しかった。
そう言えば、Ｓ君がこの島に、「デザイン博」のためのゴミ箱を取りに行った。
彼はこの島で、なにを空想したのだろう。
写真は愛地球博の象鳥の骨格複製。頭高３ｍ、体重４５０ｋｇ。
