ボストンからニューオリンズまで、、、、。

honest152005-09-02

旧友がボストンへの孫再会から帰ってきた。
娘さんが結婚した相手がボストン出身の人。
お孫さんが二人。一人は黒髪の東洋タイプ。
一人は、ほぼブロンドの西洋タイプ。
どうして、違うタイプが生まれるんだろう?


婿さんの家に親族が集まってのパーティーの写真を見せてもらった。
ウッドテラスが広々として、ガーデンパーティーをしてた。
皆とても気立てが良く、やさしく、明るく、気持ちの良い時間を過ごしたらしい。
彼はお礼に、ひも手品をして、皆を沸かせたらしい。
仲良くなると、とても良い国民みたい。


彼と、20年近く前、一緒にニューオリンズに行った。
アメリカザリガニの茹でたのを皿一杯食い、ジャズの音色に酔いしれながら
横道に入り、5,6人が並んでた店に我々も並んだ。
中に入ると、椅子がない。
フロアに座り、演奏者を見ると、よれよれのおじいさん達。
演奏の中休みだったからか、ぜいぜいしてた。
処が、ジャズの演奏が始まると、凄い。惹き込まれた。
大して音楽に造詣のない二人が、終わって一言、”帰ろうか”。
余韻に浸っていたかった。


その街が浸ってしまった。
200年かけて染み付いた街の匂い、色、音が消えてしまうかもしれない。
この街の名物のカクテルが「ハリケーン」、これもなくなってしまうだろう。
それでもジャズが、きっと街を蘇らせてくる、と思おう。