瀬戸蔵をご存知ですか?

honest152005-09-15

愛知万博の発祥地瀬戸市に、「瀬戸蔵」があります。
尾張瀬戸駅の近く。
せとものの街ですから、町には陶器がらみが一杯。
その集大成を目指した建物です。


陶器つくりが瀬戸で本格的になったのは、10世紀。
長い歴史をへてきた瀬戸物の流れが、ここでわかります。
ノベルティに精をだして、安かろうイメージが残ってるけど
瀬戸は奥深い陶器の町です。
織部志野焼き、赤津焼き等の伝統的工芸品
瀬戸本業窯や、やきものの橋めぐりも楽しいものです。


今瀬戸蔵では、「日本六古窯サミット」が開かれてます。
日本を代表する瀬戸、常滑、越前、信楽丹波備前が集結しています。
名品と同時に、万博のテーマ環境を意識した焼き物も紹介されてます。
リサイクルできる陶器を作る”Re瀬っ戸”とか、
丹波では陶片「がらめん」でつくる敷石、壁、床。
越前は、体に優しい水を作る「NKセラミック」、
常滑では、息をする「エコブレス」から緑化できるようになっています。


本当は万博会場だけでなく、周りには奥の深い、魅力的な町があり、
ぶらぶらと歩き回るのも、又楽しいものです。