秋は信長祭りだって

honest152005-10-02

故郷岐阜は、春は道三祭り、秋は信長祭り。
信長は、尾張名古屋のほうが馴染みがある。
岐阜は、やはり道三か。
そのせいか、秋の信長祭りも今いち。


愛地球博で、名古屋は活況を呈した。
街も整備され、新設されたり、改修されたり、魅力度が増した。
岐阜も、鵜飼も久方ぶりに賑わいを見せ、宿泊施設もほくほくだった。
にもかかわらず、新岐阜百貨店、パルコが駅前から撤退を決め、
柳ヶ瀬もナガサキヤの撤退跡が決まらないなど、街の魅力度はパワーダウンしてる。


岐阜は名古屋の衛星都市に成り下がる、という話もある。
今でも泳げる清流長良川、四季折々の風情を見せる金華山など自然にも恵まれ、
古い町並み、提灯、和傘で培った工芸技術もある。
戦後闇市から急激に伸びた繊維も、ひと頃に比ぶべくもないが、まだある。


周りには、美濃市の和紙、関の刃物、多治見・土岐の陶磁器、
北には郡上踊りの郡上市、高山もある。
こういった魅力ある町をも吸引できる中心都市になって欲しい。
住んでみたい町、心に潤いがある町、精神的に豊かな町になれると思う。


まずは、名古屋脱却だな。
信長祭りという名前もやめることだな。