”イナバウアー”が金を取らせた!

honest152006-02-25

20日から暑い国バンコックに行って、今朝帰ってきた。
寒い冬に後戻りかと思ったら、
日本中が、荒川の金で熱くなっていた。


本当は安藤美姫を応援してたけど、一か八かの4回転に
かかってたので、まあ荒川の銅メダルがいいとこだろうなと。
バンコックでは、トリノ情報がないので、仲間が携帯でチェックしたら
荒川は前半3位だと。
後は上位が転倒でもしないとそれ以上は無理だなと思ってた。
現地の昨日、早朝起きのグリーンプレイの後のランチの場で、金メダル情報が。
思わず、皆で拍手をした。
帰りのJALNHKニュースでも、荒川選手の演技が映し出され、思い切り拍手をした。
日本の中で叩かれてるJALNHKが、今日は好きになった。


飛行機で余り寝れず、家に着いても、まぶたがくっついたままだったけど、
9時からのNHKで、「荒川・金メダルへの道」を観た。
この番組もNHKの金メダルだな。
開会式で、パバロッティが”トゥラーンドット”謳いあげ、荒川のフリーの曲と
同じと幸運の神様が荒川に微笑み始めてた。
他の密着もNHKは撮ってきただろうけど、オンエアーできたのは、荒川だけだろう。


この番組の中で、荒川は、点数に結びつかないけど、自分の持ち味”イナバウアー”を
演じる決心をした。テーマ曲をトゥーランドットに変えた時点で、”イナバウアー”は
必然になった。これを演じる事で観客がわーっと熱くなったのが、荒川にはわかった。
一種の”間”だったんだろうと思う。
動と静の空間を、荒川は"静か”を大切にする事で、金が取れたんだと思う。