【特別リポート②】王様のお供になった気持ちだゾウ

honest152006-02-28

バンコックの街は無国籍。
高層ビルが建ち並んでいる。
英語の看板も多い。
何処にタイがあるの?と言う感じ。


バンコックから70km北に上がると、アユタヤ王朝時代の面影を残した町に着く。
そこでやっと、タイの源風景に出会う。
600年以上前の遺跡があり、3本の川に囲まれたアユタヤの町は今も息づいていた。
その町に、何故か象がいる。
20年前に息子が乗った象も、きっとここだったんだと思いながら、象を眺めてたら、
乗りたくなった。結局9人全員が乗った。


ここの象はインド象。もう90%が野生化してないと言う。
ここでクイズ。
   Q。  インド象アフリカ象の差は?」 (答えは一番最後に。)


古い町だから、自動車が似合わない。
象に乗って、のっしのっしとアユタヤの遺跡を眺める。
耳の後ろに象使いが乗り、その後ろの椅子に二人乗り。
馬より高い。安定感はある。
映画”星になった少年”で象使いになった日本の若者の訓練の場も確かタイだった。
年老いた象の公園を作りたい、自然の中で生かしたい、と言ってたけど、
象は、殆んど人間の便利屋になっていた。
生活の糧になってしまってるので、経済環境を変えない限り、象が望む象世界は
やってきそうにない。


答え:3000マイル。