”別れの集い”には大勢の人が来てくれた。

honest152006-07-23

昨22日大ばあちゃんのお別れ会があった。
柳ヶ瀬のお店は、お花で一杯。
ショーで創った作品、これが大胆なデザインが多い。
自分がデザインし着てた服。
お客さんとか、ショーの為のデザイン画。
いつも座って、デザインしてたり、考え事してた机。
ひ孫の写真、激励短冊。
パリから帰って来れない孫娘の、おばあちゃんへのメッセージ。
孫や子のブログメッセージ。
来られた方に、何かメッセージを書いて貰いたい、というメッセージボード。
一番奥に、大ばあちゃんの写真をお店のスカーフで巻いた。
その前に、お店で作った白い袋に入った骨箱。
そんな準備が10時頃終わった。


会は1時からだったけど、昼から来れないとか、早く来たかったとか、早めに来られる方も多かった。
12時を過ぎると、どんどん増えて、もうお別れ会が、実質始まってしまった。
手作りのお返しを用意しようと、大ばあちゃんのデザイン画、娘の想い、
そこに何故か大ばあちゃんの社会活動にフィットするという事で
私のピンバッジDo you love the earth?も入れることに。


最初200人位来られるかな?なら300用意しよう。でも心配だから400用意。
12時半を過ぎると、どっと人が押し寄せ、ピンバッジも足りない、
お返しそのものが足りなくなりそうになった。
あわてて取りに帰ったり、コピーしたり、袋詰めをしてた。


前日までの雨が嘘のように晴れ、蒸し暑い日となった。
小さな店なので、外に並ばれる方が多くなった。
受付も汗だく。
えらい人もおとなしく順番を待ってくれていた。
市長や、知事や、交友関係の顔の広さに驚いていた。
メッセージボードは3枚作ったけど、一杯になって、上に貼っていった。
3時頃に一段落したけど、450人もの大勢の方が来てくれた。


会は終わっていたけど、3時半頃野田聖子ちゃんが来た。
メッセージに「私の赤ちゃんに生まれ変わって来てね。」と。
喪服姿が、きりっとして、少しスマートになって、綺麗だった。
喪服は女性を綺麗に見せるんだ。
デザイナーの大ばあちゃんだから、もっと彩りのある服のほうが、喜んだろうけど、
95%が喪服だった。
一言言ったら、”だってこの喪服作ってもらったんだもん。”
いつか、亡き人を楽しく送り出せるような”別れの会”が普通になるといいなー。


彼女の作品を見たり、机の筆とか、硯を見たり、メッセージを書いたり、読んだり。
大ばあちゃんは、凄い人だったんだね。
とてもいいお別れ会でした。