”くるりんぱ”は想像力を刺激する。

honest152006-08-19

今日から”くるりんぱ”が始まった。
ユネスコ、役所、企業という三すくみの共催で始まった。
こんな組み方ができるなんて、時代なんだと思う。
 

作者のマルタンさんによると、物の見方は、一面的だけじゃないよ。
逆さでも裏返しで見てみると、違った物に見える。
そんな柔らかい物の見方をして欲しい、と言ってた。


うさぎさんを逆さにすると、コアラになる、という最初の作品以降、今じゃ
41作品も出来た。
絵も逆さにしないと意味がないので、作品に触れる。
子供達は大喜び。


自分で作れるワークショップに、3歳から8歳位の子供、その親、サポート役のデザイン学校の生徒。
マルタンさんが、好きな絵を描いて、と。
それをハサミで切って、裏返す。
そこで、裏返した形を何に、見立てるか、という話。
イマジネーションの世界ですね。


草むらを描いた子は、裏返して王冠を作ってた。
ギターは、何故か象の鼻に変わってた。
ブドウは、サンタクロースに変わってた。
面白いなー。
こんな柔らかい発想を、伸ばさないかんな。
杓子定規な人、柔らかさのない人、壁にぶち当たった時には、
この”くるりんぱ”はいい。