故郷で、市の委員をやってみる事に。

honest152007-02-17

自分を振り返ると、典型的なサラリーマン。
故郷岐阜に住みながら、名古屋の会社へ通った。
名古屋とか、愛知での仕事は数多くやった。
でも故郷での仕事は数える程。
岐阜の仕事が少ない事もあったが、
遠慮というか、知らず知らず避けてたのかもしれない。


2年ほど前、校区のブロック長をやる事になり、わからんままうろうろしてた。
とても、地域のために力を尽くしたとは言えない状態だった。
広報誌とか、町内に配る色々な紙誌を、自治会長の元に配ったりしてた。
それでも、めったに広報誌は読まなかった。
ある日、ふと広報岐阜を見てて、「屋外広告審議委員」の募集を見つけた。
で、応募してみた。
一月に面接があり、暫くして委員に委嘱するという連絡がきた。
応募は少なかっただろうけど、それでも競争の中で選ばれた訳だから、
少し嬉しかった。
一応岐阜市役所の審議会の委員だから、少しは故郷に貢献出来るかもしれない。


先週、この審議会が開かれた。
市民公募で選ばれたのが、二人。
後はどうも留任の人が多いみたい。
大学の先生、国、県、市、警察、会議所、業界代表。
一応、委員の委嘱状が各委員に渡され、会議は始まった。
会長選出とか、会長代理選出とかがあって、まあ予測通り、委員から推薦があり、
すんなり決まった。
で、すぐ会議が始まり、去年9月に審議し、市議会で承認された法令の改正についての
説明が始まった。


おいおいそれはないだろう。
少なくとも市民公募の二人は、初めての委員だし、審議会だから、
審議会の役割、委員の責任と役割が説明されるべきだろう。
で、質問した。
珍しく丁寧に、低姿勢で、初めてだから、この審議会の役割を説明して欲しい、と。
基本的で、本質的な質問だから、それなりの責任者に答えてもらいたかったが、
責任者は、顔を横に向けて担当者のほうを見た。
担当者は、答えてくれたが、基本的な質問の答えにはなってなかった。
まあ留任者達は、実務的な議論をしたいんだろうけど、
やはり丁寧に審議会を進めて欲しかった。


形だけの委員会や審議会が多い事は承知してるけど、形だけなら、
必要ないな。
そんな世界は、財政難、職員数の限られてる地方自治体から、
変えていかないといけないな。
さて、微力な私にそれが出来ますか、どうか。