”おひまち”ではハーレム状態
会社と一緒で、町内会も3月末が締め。
近くのレストランで、”おひまち”があった。
4年前自治会のブロック長をやらされた時、
初めて、この言葉に出会った。
その時は、意味がわからなくて、困った。
新年宴会かなと思って、そうすると年明けにやらないといけないし、
と迷った。
隣地区の自治会長に教えてもらって、一種の納会だという事がわかった。
広辞苑にも意味がでてる。
「農村などで、田植えや取り入れの終わった時などに、集落の者が集まって
会食や余興をする。」
農村が地域の集まりに拡大解釈されるようになったらしい。
昨日は、自治会の中の、我々の小さな班の町内会。
わずか11戸。
全員出席したけど、10人が女性。男は我一人。
それでも、熱燗に付き合ってくれる人と隣り合わせで飲んでいた。
この小さな班は、色々問題がある。
解決しないまま先送りされてきた。
山を削って住宅団地を造ろうと、4人の人間が集まってこの住宅地を造り始めた。
その4人も亡くなって、今はいない。
岩盤が堅牢で、ダイナマイトを何本使っても削れず、その不動産屋は潰れてしまった。
14戸分の土地はあって、11戸が住んでるが、道路は途中で行き止まりに
なっているんで、市が道路を引き取ってくれない。
私道路だから、壊れたら自力で直さないといけない。
今まで、大きな道路破損2回あって、数十万の各戸負担があった。
新しく入る家は、今までの道路補修見合い分を払ってもらう事になっている。
といって、規約があるわけでなく、その時の事情で見合い分の金額が違う。
このあいまいさも、とてもいい日本の習慣だけど、
やはり書面にしようと言う事になった。
私道路の登記もはっきりさせる事になった。
で、次年度の班長がそういった手続きをする事になった。
不幸にも、自分が次年度の班長の順番だった。
可愛そうに、と隣のおばちゃんがお酒をついでくれた。
何となく、おばちゃんパワーに押されたハーレムおひまちだった。
悪酔いしたなー。