”おひまち”ではハーレム状態

honest152007-04-01

会社と一緒で、町内会も3月末が締め。
近くのレストランで、”おひまち”があった。
4年前自治会のブロック長をやらされた時、
初めて、この言葉に出会った。
その時は、意味がわからなくて、困った。
新年宴会かなと思って、そうすると年明けにやらないといけないし、
と迷った。
隣地区の自治会長に教えてもらって、一種の納会だという事がわかった。
広辞苑にも意味がでてる。
「農村などで、田植えや取り入れの終わった時などに、集落の者が集まって
 会食や余興をする。」
農村が地域の集まりに拡大解釈されるようになったらしい。


昨日は、自治会の中の、我々の小さな班の町内会。
わずか11戸。
全員出席したけど、10人が女性。男は我一人。
それでも、熱燗に付き合ってくれる人と隣り合わせで飲んでいた。
この小さな班は、色々問題がある。
解決しないまま先送りされてきた。


山を削って住宅団地を造ろうと、4人の人間が集まってこの住宅地を造り始めた。
その4人も亡くなって、今はいない。
岩盤が堅牢で、ダイナマイトを何本使っても削れず、その不動産屋は潰れてしまった。
14戸分の土地はあって、11戸が住んでるが、道路は途中で行き止まりに
なっているんで、市が道路を引き取ってくれない。
私道路だから、壊れたら自力で直さないといけない。
今まで、大きな道路破損2回あって、数十万の各戸負担があった。
新しく入る家は、今までの道路補修見合い分を払ってもらう事になっている。
といって、規約があるわけでなく、その時の事情で見合い分の金額が違う。
このあいまいさも、とてもいい日本の習慣だけど、
やはり書面にしようと言う事になった。
私道路の登記もはっきりさせる事になった。


で、次年度の班長がそういった手続きをする事になった。
不幸にも、自分が次年度の班長の順番だった。
可愛そうに、と隣のおばちゃんがお酒をついでくれた。
何となく、おばちゃんパワーに押されたハーレムおひまちだった。
悪酔いしたなー。