薄墨桜は何処にあっても、孤独だ!

honest152007-04-05

昔は、桜一月と言ったそうな。
桜にも色んな種類がったから、
入れ替わり、立ち替わり、桜を一月間楽しめた。
それが、大正時代、ソメイヨシノが見場がいい、
育ちやすいと言う事で、あちこちソメイヨシノに。
それ以来、桜一月が、桜一週間になってしまった。


折角だから、もう一度桜を一月楽しみたいものだ。
ソメイヨシノばかりでなく、伊奈波神社のしだれ桜も、優美。
家の近くの、薄緑桜も、風情がある。
庭には、もうすぐ咲き出す”匂い桜”もある。
根尾の薄墨桜は、1500年の悠久を感じさせる。
余りに有名だから、薄墨と言うと、根尾だと思ってた。


今日、多治見の近くで、薄墨桜を見た。
何故か、一本だけで、咲いてた。
根尾の域に達するまで、後1480年かかるけど、その片鱗はある。
白い花が、淡い墨色に変わる薄墨桜は、孤独感がたまらない。