エイプリル・サプライズ!!

honest152007-04-04

大垣日大が準優勝した。
選抜高校野球で。
地元の人間も良く知らない学校。
こうやって、有名になり、若者も集まり、切磋琢磨して、次の山を求めてゆく。


隣の愛知県東邦高校から阪口監督がきて、わずか3年でここまで来た。
何がそうさせたんだろう?
彼の指導力、選手の努力、学校のバックアップ?
画面では、阪口監督のスマイルが印象的だった。
スクイズ失敗しても、エラーしても、彼は”笑え!”と叫んでた。
瞬間的な反応を要求される場面では、これが実に効果的だった。
選手は、肩の力が抜け、実力以上の力を発揮した。
成長途上の若者は、本番の最中でも進化できるらしい。


阪口監督という有能な指導者を獲得した大垣日大
ネットワーク型の学校だからできる手法かもしれない。
地方の生き残りが、夕張問題で明らかになってきた今、この手法を検証したいものだ。
井の中の蛙では、旧態然たる利権集団と事なかれ主義で、新しい力が生まれてこない。
地方にとっての最大のテーマは、”人材育成”。
日本、いや世界に指導者を求め、旧態に囚われないネットワーク型リーダーの下、
スポーツの分野だけでなく、学力、芸術、科学、福祉等の分野での人材交流を通して、
育成を図っていくべきだろう。
岐阜市で、立命館が来る事への抵抗があるけど、視点を大きく持って考えて欲しい。