JAの店での微笑ましい出来事

JAのフレッシュマトは、生産者の顔写真入りで
野菜を売ってる。
朝採れたての生産者野菜が手に入るので、
9時開店時には、地元の人が並ぶ。
旬の野菜は、皆良く知ってるので、すぐ売り切れる。

トマトや、キューリ、タケノコ、ナスが出る頃は特に混む。
竹の子も終わり、この2週間ほどJAの店には行かなかった。

昨日ムカデが出た。
JAにムカデ退治の薬があるというので、4時頃出かけた。
JAの店の中を探したが見つからない。
レジのおばさんに聞こうと、レジに行くと、小学3年生位の男の子がいて、
レジのおばさんとやり取りしてる。
店の前で売っていた鉢植えの小さな額アジサイを買って、もじもじしてた。
おばさんが気がついて、少し包装しようかと言うと、男の子はうなずく。

そうか「母の日」のプレゼントか！
やるな、この子。
思わず口に出した。
”お母さんへのプレゼントか。いいねー”
”父さんの日も忘れるな”（多分何もしないだろうな）

レジのおばさんは、私にも優しくて、ムカデの薬を、レジの後ろの窓開けて、シャッターの閉まった隣の本体のJAから持ってこさせた。
ほんわかほんわかした気分で客の殆どいない夕方のJAを出た。
朝だけじゃないな、JAは。