親子三代の狂言を観る。

honest152007-05-20

先輩H氏が狂言のチケットを呉れた。
娘が狂言野村小三郎と結婚。
生まれた孫が野村信朗君。
6歳にして狂言師
お爺さんは、野村又三郎
この道50年の狂言師


和泉流の三派が名古屋の能楽堂に集結。
野村萬とか野村万作の出し物もあった。
最初が、山脇派、三宅派、野村派の三派合同の「歌仙」。
この三派が、名古屋で演じる出し物としては、稀らしい。
といいながら、不覚にもマブタがくっ付いてしまった。
目が覚めて、二つの出し物を見る。
何とか、筋はわかるようになる。
能の合間に狂言はやったそうなので、今で言うコントみたいかなー。


最後の出し物が「金津地蔵」。
越前の金津の者が、新しく建てた御堂に安置する仏像を買いに都に上がる。
都でうまくだまされ、子供を仏像に見立てたのを持って帰る羽目に。
この越前の者が二代目小三郎。
都のだます男が一代目又三郎。
子供に見立てた仏像が三代目信朗。
この親子三代が一堂に会して、演ずる。
6歳の仏像役のせりふが多い。
そのせりふを朗々と喋る。
話の流れも面白く、6歳の子が喋るのをはらはらして見るので、
結構引き込まれて楽しんだ。


自分も同じ6歳の孫がいるけど、親子三代やれるものは何かあるかなー?
子はギターを弾くけど、我は弾けず。
6歳の孫娘が出来て、自分が出来るもの。
数独」位かな?