８７が来て、自民が負け、イラクが勝った。

小学生になった８７がホームステイにやってきた。
１週間の予定。
本人も入りそうな大きなリュック。
中に入ってるのが、夏休みの宿題。
算数、国語、絵日記、ピアノの♪等。

日本間にしまってあるオモチャを調べ、昔馴染みの人形ポーを持ってきた。
小学生になっても、昔からの友達を大切にするんだ。
部屋にあった新しい物を目にとめ、電子辞書を触り、
任天堂のＤＳを見つけ、早速数独に挑戦してた。
その後ホコリをかぶってたピアノの練習を始めた。
ピアノも嬉しかろう。
ここ暫くシャワーだけだったけど、バスタブにお湯をはって、８７は眠りについた。

その頃、自民惨敗が、段々はっきりしてきた。
民主が勝ったというより、自民に呆れた、お灸をすえたい、という投票行動だろう。
郵政で小泉に入れた人が、今度は反自民に投票したんだろう。
こんな振れ巾が大きいと、第９条とか集団的自衛権、格差問題、教育改革等について
きちっとした政策論議で政治を見る、参加するエネルギーが損なわれていく危険がある。

選挙報道は、途中で嫌になった。
マスコミが同じパターンに報道してるから。
ＮＨＫが一番早く当確を出し、民放の当確者より、多い当確者を出していた。
出口調査での物量作戦が、他の民放を圧倒したんだろう。
慎重であるべき当確報道を、出口調査偏重で報道したＮＨＫの姿勢は如何なものか？

チャンネルを変えると、イラクとサウジアラビアの決勝戦をやっていた。
日本が決勝戦に出たら、テレビ朝日はどうしたんだろう？
ＮＨＫは余裕で、ＢＳで放送。
イラクの不安定な国情の中での、選手の奮闘。
涙物だね。
選手の家族、親族、友人が亡くなったり、怪我をしてるだろうに、乗り越えて
試合に集中してた。
イラクの選手に敬意を表したい。
日本が負けて、自民が負けて良かった。