ヤギが樹に登って実を食べるアルガンに注目!

honest152008-01-19

ロッコから来た先生のレッスンを受けた。
確かフランス領だったような気がした。
公用語は、アラビア語、フランス語。
でも、モロッコ女性先生は、英語を教えてる。


ロッコの首都、ラバトから来たそうな。
こちらは、殆どカサブランカしか知らない。
他愛なく、「リックスバーは、ありますか?」と聞いたら、「ある」と応えられた。
確か、映画上のバーで、そんなのはないと思ってたけど、
商売っ気のある人が作ったんだろう。
彼女は、ラバトに住んでたせいか、映画カサブランカは知らなかったそうな。
でも、余りに多くの人に聞かれるので、DVDを買って、カサブランカ問答に対応してる。
彼女の不満は、あの映画でモロッコのシーンが余りに少ない事。
バーとバザールと空港だけで、映画作ってたもんな。


ロッコが王国だとか、50年前に独立した。
王様はいるがクイーンはいない。
気候は3つのグループ分けできる。
4000m越す山がある、とか色々ミニ知識が手に入ったが、
特に興味をひいたのが、”アルガン”。
アルガンオイルは、若返りのオイルで、モロッコでしか採れないそうだ。
彼女の肌は、確かにすべすべしてた。
このアルガンはヤギも大のお気に入りで、この樹に登って実をたべるそうな。
彼女に、これを輸入して大もうけしたら、と言ってみた。


上海の後の特別万博に、韓国が決まった。
その時、争ったのが、モロッコなんだって。
どうして負けたの、と聞いたら。
古臭いテーマだったからだと。
文化のクロッシングというようなテーマだったと。
韓国は、持続可能な環境だったらしい。
環境もいいけど、モロッコのテーマも面白い。
民族問題が中々解決しそうもない現代、モロッコの地勢上の立地は
興味深い問題提起をしてくれた、と思う。
愛知万博でも、モロッコはアフリカゾーンには位置してなくて、
スペイン等の南ヨーロッパの一員として参加してた。
アフリカの一員とは違うという意識があるのかなー?