「名和昆虫博物館」と「かご大仏」は、岐阜の誇り

honest152008-04-27

昨日、4回目の歴史博物館のボランティア。
土曜の午後だけど、そんなに来場者は多くない。
子供達に、浮世絵の重ね刷りを手伝ったり、
武家衣装の着付けを手伝ったりしてた。
意外と一人で来る人もいる。
一人は、滋賀県印刷博物館でボランティアをやってた。
浮世絵の重ね刷りにも、興味を示してた。


もう一人は、静岡から来た、と言う。
名和昆虫博物館」に行ってきた。
昆虫の種類の多さに圧倒された。
子供を連れて又来たい、と言う。
もう一つ「かご大仏」へ行きたい、とも。
場所は、この歴史博物館のすぐ西にある。
静岡から、名和昆虫博物館とかご大仏を目指して来られた人と話をしてて、
何か、嬉しくなった。
この二つは、本当に凄い。
余り知られてないけど、岐阜の自慢だな。
ゴールデンウイークで、プランが固まってない人は、是非見に来て下さい。


名和昆虫博物館」は、明治29年に害虫駆除、益虫保護の研究のために出来た研究所が前身。
設立者の名和靖は、”ギフチョウ”の命名者でも有名。
今でも、3月頃には、飼育されてるギフチョウの羽化が見れる。
世界の昆虫18,000、標本30万点以上がある。
建物も、古いレンガベースで、しっとりした雰囲気。


「かご大仏」は、歴史博物館のすぐ西にある正法寺にある。
1832年に完成してるけど、ユニークなのは、竹材を編んで出来た大仏だという事。
高さは、13.7mある。
竹材の上に、法華経等の経典を貼り、漆を施し、金箔を塗っている。
柔らかい顔とあいまって、金箔の色も気持ちを惹き込ませてくれる。