4歳児の小さな冒険

honest152009-05-08

里帰り親子が帰る前の日から
4歳児が岐阜に残ると言う。
岐阜が気に入ってくれて嬉しい。
4歳児は、ママ大好き娘。
最後には気が変わるだろうと思っていたが、
駅まで皆を送る時も、元気でバイバイ。
4歳児には、初めての一人お泊り。
3泊4日のお泊り。


その日は、お昼にカレーライスを食べた。
いつもは遅いのに、その日は早い。元気に食べた。
雨模様の中、科学館へ。
色んな遊びをしながら、プラネタリウムを見る。
岐阜の夜空と、星を見て、12歳の月を見て、流れ星を見た。
終わって、乗り物ジオラマがお気に入り。
その次は、飛行機を運転するという。
中々難しいが、上昇と左旋回が出来るようになった。


家に帰って、ママに電話。
元気に報告してた。
晩御飯のお好み焼きも、早くちゃんと食べる。
終わって、ババ抜きをやる。
最初はルールがわからなかったが、馴れてきて、負けると悔しがる。
負けず嫌いなのかな。
お風呂にも入って、その夜は一緒に寝る事に。
布団に入った途端に、”しくしく”泣き出した。
”ままー!ままー!”と哀しそうな声で泣きながら。
困ったけど、なだめる。
泣きながらも、あくびをする。
10分程泣いて、疲れて寝た。
一人でけなげに頑張ってきたんだろうね。
寝る時になって、緊張がとれて4歳のママ大好き娘に戻ったんだ。


あくる日、朝ご飯の時、自分が泣いた事を喋っていた。
哀しくなった、と。
ママも寂しがってるよと伝える。
自分が泣いた事を大人は中々言えないけど、4歳児は言う。
自己認識ができているのか。


二日目も雨。
雨の中、河川水族館へ。
長良川の川魚や、世界の川魚を見て、観覧車にも乗り、最後にアシカショーを見た。
河川なのにアシカショーか?
雨の中、そこそこお客さんが入ってる。
一番前に座る。
アシカが目の前まで挨拶に来てくれる。
ちょこちょこ芸を見た後、ボール投げの参加者が呼びかけられた。
4歳のAYUはすぐ手を上げたが、他所の子に取られた。
その後の輪投げの参加者は、又手を挙げ、見事ゲット。
呼びかけには、即反応する子なんだ。
一緒に居ると、少しづつAYUがわかってきたり、
思いがけない言葉と行動で、びっくりしたり、なるほどと思ったりしてる。
4歳の15倍以上生きてるのに、感情の受け止め方には刺激を受ける。
夜、やはり泣き出した。
夜は4歳の小さな子に帰るんだ。