【南フランス①】6月は快適なフランス
ここ数年8月のパリだったが、今年は5月下旬から出かけた。
パリ娘の転職の合間を利用して。
パリまでの席も、プレミアム・エコノミーにランクアップ。
上々の滑り出し。
パリへ3時頃到着。
20度位の爽やかな気候。
パリ娘が今まで勤めていたオペラ座近くのオフィスの建物で、
彼女をピックアップ。
そのまま彼女のアパートへ。
近くのスーパーで食材を手に入れて、パリディナー。
バゲット、ハム、トマト、キュウリ、原始アスパラ(?)、マッシュルーム
チーズといった簡単な夕食だけど、おいしい、満足。
ジェットラグの関係で、夜中に目覚めたけど、何とかフランス時間行動に。
目覚めた土曜日は、ぶらぶらと街を散策。
ポンピドーまでの道すがら、蚤の市をやっていた。
家具とか、家事道具、趣味物、衣料とかが多かったけど、
一部子供達が運営するフリーマーケットもある。
自分達が使わなくなったおもちゃ、本、服が中心だけど、皆楽しそうに売っていた。
ポンピドーでは、二つのエクスビションが。
カンジンスキーと、カルダー。
カンジンスキーは、彼の制作のほぼ全過程が集められていた。
ソ連の革命、バウハウスその後のヒトラー時代、フランスとアメリカと激動の時代
の中精力的に制作活動をし、作風もどんどん変化していったのが、良く分かった。
30,40代の激動期、色々な困難な時代背景の時のほうが、エネルギーがあった。
カルダーは針金を使ったアーティスト。
針金その物で表現するだけでなく、針金の影を生かした表現が面白かった。
特に人物の顔を針金を曲げて作り、妙に雰囲気が出ていた。
ポンピドーの外では、相変わらずあちこちで大道芸をやってた。
22,3度位の温度だけど、日光浴を楽しんでる若者も多かった。
横にある池では、原色を鮮やかに使った彫刻が、風に吹かれて池の上を揺れ動いてた。
作家は、ニキ。個性的な作家だ。