【南フランス①】6月は快適なフランス

honest152009-06-09

ここ数年8月のパリだったが、今年は5月下旬から出かけた。
パリ娘の転職の合間を利用して。
パリまでの席も、プレミアム・エコノミーにランクアップ。
上々の滑り出し。
パリへ3時頃到着。
20度位の爽やかな気候。
パリ娘が今まで勤めていたオペラ座近くのオフィスの建物で、
彼女をピックアップ。
そのまま彼女のアパートへ。
近くのスーパーで食材を手に入れて、パリディナー。
バゲット、ハム、トマト、キュウリ、原始アスパラ(?)、マッシュルーム
チーズといった簡単な夕食だけど、おいしい、満足。


ジェットラグの関係で、夜中に目覚めたけど、何とかフランス時間行動に。
目覚めた土曜日は、ぶらぶらと街を散策。
ポンピドーまでの道すがら、蚤の市をやっていた。
家具とか、家事道具、趣味物、衣料とかが多かったけど、
一部子供達が運営するフリーマーケットもある。
自分達が使わなくなったおもちゃ、本、服が中心だけど、皆楽しそうに売っていた。


ポンピドーでは、二つのエクスビションが。
カンジンスキーと、カルダー。
カンジンスキーは、彼の制作のほぼ全過程が集められていた。
ソ連の革命、バウハウスその後のヒトラー時代、フランスとアメリカと激動の時代
の中精力的に制作活動をし、作風もどんどん変化していったのが、良く分かった。
30,40代の激動期、色々な困難な時代背景の時のほうが、エネルギーがあった。
カルダーは針金を使ったアーティスト。
針金その物で表現するだけでなく、針金の影を生かした表現が面白かった。
特に人物の顔を針金を曲げて作り、妙に雰囲気が出ていた。


ポンピドーの外では、相変わらずあちこちで大道芸をやってた。
22,3度位の温度だけど、日光浴を楽しんでる若者も多かった。
横にある池では、原色を鮮やかに使った彫刻が、風に吹かれて池の上を揺れ動いてた。
作家は、ニキ。個性的な作家だ。