岐阜駅前の整備は、酷いお金の使い方の典型。

honest152009-09-06

岐阜は清流長良川、緑豊かな金華山がある。
住むには、とても良い所。
斜陽気味の町だけど、住む人の心は、結構豊か。
楽市楽座で賑った歴史もあり、交易、商業の町でもある。
JR岐阜の駅前が、ぐちゃぐちゃだったので整備し始めた。
まずやった事が、巨大な歩道橋。
JRと名鉄のアクセスを良くなるのかと思ったけど、大して近くにならない。
2階にあたる歩道を皆歩いてる。
1階は、バスターミナル、タクシーベイ、小さな一般駐車場。
機能面を重視して駅前という町の顔を作ってしまった。
降りた人は、バスを見、タクシーを見、車を見るしかない駅前になってしまった。


余りに機能的すぎると、誰かか言ったんだろう。
バスターミナルのど真ん中に庭園が出来た。
何考えてるんだろう。
駅前の顔だから化粧が必要だと思った役人が、立派な庭園を造ってしまった。
殆ど上から見るだけの庭園。
こんな駅前に誰がした?
一応委員会を作っただろうけど、実質役人が計画を作り、予算をつけた。
中央の役人も問題だけど、地方の役人も、もっと自分の町を愛して、考えて欲しい。
何処にでもあるバスターミナルと、その醜さを減らす庭園なんて作るなよ。


折角自然に恵まれ、人肌のぬくもりのある町の顔は、機能重視じゃないよ。
地方の復権をいうなら、もっと大切に計画し、お金を使おうよ。