直島は、ただものじゃない島民が住んでいる

honest152010-11-13

赤富士を見て、あくる日6時に起きて、直島へ。
岡山、宇野へ出て、フェリーで直島宮之浦へ。
港には、草間弥生のカボチャが迎えてくれた。
前日入りしたパリ娘達は、犬島に行ってるので、
一人島の反対側、本村に向かう。
家プロジェクトとかを見ながら、散策しようと。
車が通れる道と、歩くしかないくねくね道。
普通の家に、現代風の屋号を表札と一緒に掲げてる。
食事処、喫茶処も手作り風。
小豆島名物のにゅうめんの店で昼飯。


食事後先発隊と合流し、家プロジェクトとやらを見ることに。
古い家を題材に、現代アーティストが作品を提示してる。
古い白壁が残ってる家では、部屋の中に水を張り数字を点滅。
碁会所では、本物の竹と偽者の竹で、虚虚実実の世界を。
はいしゃでは、ガラクタのような家と部屋、家具に妙に心が動く。
護王神社では、クリスタルの階段が地中にまで続いていて、
地中から出た時に見える水平線に感動を覚えたり、、、。
アーティストの作品は街の中で、浮き上がってはいなかった。
本村に住む人達の暮らし、というか生き様の中にフィットしてた。
かって8000人が住んでた直島。
今は3000人位の人が住んでるというが、孤立した島の中で、
生きてきた暮らしにも柔らかい知恵が感じられる。
何か落ち着く。