Pray for you と言われた。
岐阜市歴史博物館のボランティアへ。
家族連れ、シニア、若者、子供達が沢山来た。
博物館を楽しんだり、地震の話を話し合ったり。
東京から急遽避難してきた母親と子供。
旦那さんは、東京に残って働く。
外人が来た。アメリカ人。
千葉の館山に住んでる、という。
そこから避難してきた。
”Earthquake,tunami,nuclear"の三大惨事。
それでも明後日には、館山に帰る、と言う。
子供二人連れの彼も、それでも私に対して
”Pray for you"と言った。
youは日本人という意味だろう。
こちらも”Pray for you"と返した。
お互いに相手を思いやる気持ちが溢れてた。
子ども達は、困った事として。
テレビが震災の映像ばかり流してて、大変な事はわかるけど、
好きなアニメが見れなくて、困ってる、と。
こんな時期だから、テレビ離れして、外での遊びを楽しめるといい。
若いカップルに、オイルショックの時のトイレットペーパー買占めは、
結局どうなったかと聞かれた。彼らは、話は知ってても、結果は知らない。
その頃を知ってる人は、若い人に買占めの馬鹿さ加減と、問題点を
伝えないといけない、と痛感した。
この地区も120年前根尾地震を経験してる。
根尾の被害だけでなく、岐阜市は火事で町が燃え尽きてしまった。
当時も、全国からお見舞い、支援を沢山受けた。
そのお返しをしたい、というのもこの地区の想いだと思う。
岐阜市も住宅を用意した。
どうぞ暫く岐阜に避難してきてください。
世の中は大変だけど、庭では”さくらんぼ”の花が沢山咲いた。
この調子だと、赤い実も沢山つけてくれそう。
Pray for you!と言ってるようだ。