台湾と日本は、もっと仲良くなろうよ。

honest152012-02-13

最終日は、定番の故宮博物院と、ランチは圓山大飯店の飲茶。
定番の持つ宿命か、どちらも感激が少なかった。
故宮は、目玉の”翠玉白菜”は面白かった。
こんな野菜が、翡翠とはいえ目玉にする感覚が、不思議。
純潔とか、子孫繁栄を表現してるらしい。
まあ屁理屈だわね。
仏像とか、陶器,絵画、書よりは、自然を重んじてていいのかも。
子供の寝枕と、唐の美人像も印象に残った。


圓山大飯店は、小高い丘の上にさん然と鎮座してた。
飲茶が名物と聞いてたけど、それほどおいしさを感じなかった。
眺めと、建物の豪華さが、記憶に残っただけ。
][

今回の台湾旅行、台北中心の行動だったけど、読める漢字が
溢れてる街は、五感に響いて、馴染んだ。
日本が統治したという歴史は、反省すべき点が多いと思うが、
他の統治国とは、違う親しみを感じた。
台湾の国民の性格なのか、統治者の施策なのか、、、。


現在の台湾は、大陸中国に組するか、自主独立でいくか、
まだまだ迷い、悩んでいる。
経済的にも、抜き差しならない程の関係ができつつある。
それでも、精神的にはわだかまりがあるようだ。
食べ物人気店では、本土の中国観光客を、やんわり断っている。
自己主張丸出しの態度が、嫌われてるようだ。
今は、景気がいいから、そんな断りもできるけど、景気が悪くなると、
マネー中国にも屈するかもしれない。


日本人は、嘘をつかない、自己主張しない、経済活動も互恵関係、
という事で、親しまれている。
ただ旅行期間中、テレビで盛んに、台湾で人気のある日本人女性
タレントマキヨが話題になっていた。
タクシーの運転手と口論になり、殴る蹴るの乱暴を働いた、と。
最初マキヨは、自分は殴ってないと言ってたが、ビデオに撮られていて、
彼女の嘘がはっきりしてしまった。
日本人は、嘘つかない、という神話が崩れた事が、更に非難の的に。
事件発生3日目には、彼女の知人男性が、全面的に非を認め、
罰を受ける、と言って土下座した。
”彼女は、ヒドク酔っていて、何も覚えていない。非は、全て
自分にある。”と、見事なまでの謝り方だった。
といっても日本人も、こんな乱暴するんだ、という拭い難い過ちだった。
折角日本人に優しい台湾も、こんな人が増えると、お金だけで
日本と対応するようになってしまう。