デポちゃんは蝶になる？

１６年前の今日、名古屋で「世界デザイン博」が開催された。
市制１００周年の記念事業が全国各地で行われた。
その中にあって、名古屋の将来を見据えて、
”デザイン”という明確なテーマをもった博覧会をした。
モノ作りという産業、技術よりの街から
感性、ソフトも大切にする街を目指そうという事で始まった。

あれから１６年。
果たして、デザインは名古屋に、いい影響を与えたのか？
昨日デザイン博に関わった人々の同窓会が、愛知万博の会場内であった。
１００人近くの人が集まり、本当になごやかに談笑できた。
日本には戦争がないから、戦友という言葉は、現代では死語だけど、
彼らは戦友だった。
総合プロデューサーだった泉さんも来て頂いた。
名古屋はデザイン博以降見違える様に綺麗になった、と。
多分一番の課題は人の心が、モノだけでなく、感性を磨く事に
向かっているかだろうと思う。

デザイン博のキャラクターは、デポちゃん（写真）。
さなぎをイメージしてた。
デポちゃんは脱皮して、きっと蝶になって、
名古屋の街を飛んでるだろう？
かな？