星になった少年を見て、思わず空を見上げ続けた。

honest152005-08-17

星になった少年」を見た。
映画のエンディングで、キャスティング等が出てくる中に
懐かしい名前を見つけた。
10数年前名古屋でハリウッド映画「ミスター・ベースボール」の
撮影があり、その制作のお手伝いをし、映画にも出演した。
(誰も気づかないけど。)
その制作の日本側の仕事をしてた人が、
今回の映画ではプロデューサーとして参加していた。
懐かしくも、嬉しくもあった。


前半はタイで象使いになるための訓練。
何故か「世界ウルルン滞在記」みたいな作り。
ウルルンでも涙して見てるので、当然涙した。
象というのは、仲間が危機に瀕するとわかるそうだ。
独特のコミュニケーション能力があるらしい。
という話が後段の山場、象使いになった子がバイクでトラックにぶつかり
亡くなってしまう場面で、離れた場所にいた象達の悲しみの叫びで表現されていた。


コスタリカでは、野生の動物を森に返す努力を続けている。
象は、タイでは人間社会に組み込まれ、野生でなくなってる。
動物園にいる象達も、もう森には戻れない。
そんな象が年取った時に住む場所を作ろう、というのが少年の夢だった。
野生に返せる動物は返し、返せない動物は最後までケアしないと、人間じゃないな。
今千葉の勝浦で、年取った象のための国を作ってるという。