インドは多様化と専門化の国です

これから日本が仲良くするだろう国インド。
彫りは深いし魅力的な顔の人が多い。
中国に次ぐ人口大国、国土も大きく広い。
山も、平野も海もある。なんでもある国だ。

インドパビリオンに入ると、２フロアーある。
その入り口に、「私達は多様化と専門化の国です」と。
その流れの次に、”だから多様な、又専門的なバザールがあります。”ときた。
この国の人の理屈に、日本人はついていけるか？

季節ごとの「メーラ」（フェア）は収穫期の豊穣と祝いのバザール。
それぞれの村では「ハート」（市）が週１か、月１開かれ、
商人や職人が集まり、値段のやりとりが激しいらしい。
他にも４００ｍもあるレディースマーケットや
”甘やかし市場”とか、穀物のバザールとかもある。
要はバザールが好きらしい。

２階に行くと、びっくりする。
全フロアバザール。こんなパビリオンはインドだけだ。
２０ブース位お店がある。
商魂逞しいインド人に負けそうなのに、そこそこいい戦いをしている。
万博に来ると、物おじしなくなるのか、やりとりが楽しいのか、
人が溢れ、周りから見られてるからか、言い値で買う人はいない。
気に入らなければ、隣の店にいってしまう。
万博は逞しい人を育てているようだ。

インドとは、意外とドライに付き合えるかもしれない。