人生1度は万博だ!

honest152005-09-24

まだ万博が評判の悪い頃、このキャッチのポスターが貼られた。
このキャッチも評判が悪かった。
万博を何度か経験してる者には、新鮮でなかった。
ある日、万博初めての人間が、このキャッチを叫んだ。
そうか、初めての人には、強烈なコピーなんだ。


今回の万博は、初めて取り組む人のエネルギーがあって、出来た。
どうしたらメッセージが伝えられるか、楽しんでもらえるか、
何か交流できないか、量より質で人気を博せないか、
この機会にムーブメントが起こせないか、環境を楽しく表現できないか、、、、等。


こんなエネルギーが、シヤチハタのスタンプ作りコーナーが圧倒的な人気を得た。
赤十字館での世界の辛い映像を若者が並んで待って見た。
ヨルダン館では、小さなビンの中に、砂で絵や字を描く姿に皆見とれてた。
ヨーヨーマとシルクロードアンサンブルはアジアの壁を感じさせなかった。
エコマネーがこんなに利用されるとは。
バイオラングも、近未来には見られるかもしれない。
AEDも活躍できることを証明した。


先進国も、開発途上国も見る側にとっては、一つの国。
その意味では平等な参加であった。
大国は、一部の人間の考えが、あまり受け入れられたとは言えない。
世界には、本当に沢山の国があり、価値観がある。
全ての国がテーマに対するプレゼンをしたわけではないが、
それでも、環境を考えさせてくれた万博であった。


明日が閉幕。
何かが動き出す気配がある。