シャンティ城って知ってる?行って見たくなるよ。

honest152006-01-24

娘のブログを見てたら、シャンティへ小旅行したと。
パリから20分位のとこ。
中世が現代に現われたような感じらしい。
石畳だから、靴屋にはハイヒールは売ってない
と思ったら、売ってる。どうやって歩くんだろう??


お城にある「コンデ美術館」はルーブルに次ぐコレクションで、
ここでしか見られない。
蔵書がすごく、ある部屋は1日12人しか見られない。6ヶ月待ちだって。


ルイ14世が、シャンティ城に3日間滞在する事になって、城主コンデは、
料理人ヴァテールに総指揮を任せる。
彼は、初日”太陽の栄光”、2日目”水の饗宴”、3日目”氷の饗宴”とテーマを設け、
見事に国王を堪能させるが、最後に注文した”魚”が届かないとかで自殺してしまう。
2000年に「宮廷料理人ヴァテール」として映画化されている。


娘のブログの書き込みに、”ドアで自分を挟み込みにして死んだんだよね”
”パリの料理学校へ通っていた。その映画は推薦映画だった。”
ホイップクリームはクレム・シャンティと言うけど、ヴァテールが作った。”
”そんな映画見たら、料理学校に生徒来なくなるじゃない。”
とか、話題が広がってる。
歴史的建造物、街でも、現代にとっての接点があると、生き生きとしてくる。
若い人の心のひだに触れるようなストーリーやお喋りがあるから。


日本も単なる歴史的見地から観光資源をみるのではなく、現代にとっての
視点で”語り部”が出て、”お喋り”したくなるようになりたいね。