子供にお金の有難味をどうわからせるか?

honest152006-01-29

英会話のイギリス人の先生が問うてきた。
自分達の国では、子供に現金はプレゼントしない。
誕生日とか、X'mas等に物でプレゼントする。
何故お年玉を、お金で渡すのか、という疑問。


日本だって、誕生日とか、X'masには物を贈るよ。正月は、特別。
まとまったお金が自分の物になる初めての経験。
自分の管理下になるので、お金の大切さが子供の時からわかるの、お年玉で。
その証拠に、お年玉で、最初の貯金通帳を作り、お年玉の半分は貯金する。


そう答えながら、最近の子供にお金の大切さを教えてるかなーと、自問。
大人達も、昔給料を給料袋で貰っていた時は、何故か給料袋に頭を下げていた。
銀行振り込みになってからは、そんな気持ちもおこらなくなった。
年末お餅屋で奮闘した女性が、手にした給料袋を開けられずにいた気持ちは、
遠い過去の世界に置き忘れてきた。


子供たちが、いつか自分で汗してお金を稼ぎ、その有難味がわかるまで、
意外とお年玉という習慣は、すごく大切な事なのかもしれない。
多分余りに軽くお手軽な”お年玉袋”で渡すから、お金が軽くなるのかもしれない。


今日は、中国の旧正月春節
まだ中国では、カラフルでゴージャスな年玉袋で、お年玉を渡している。
いいように解釈すると、お金を大切に扱おうという現われなのかもしれない。
来年からは、ちゃんとしたお年玉袋で渡してみよう。