【特別寄稿第5弾】   春よ 来い!

honest152006-03-08

最近、気温の変化が激しい。
暖かくなったなー、なんて思っていたら不意打ちで寒くなる。
ほんと気まぐれな季節。


春を感じる瞬間って、どんな時なのだろう?
朝ベッドから抜け出るのに、ちょっとだけ勇気が要らなくなった時。
駅まで飛ばす自転車のスピードは一緒でも、ちょっとだけ暑くなる時。
干した後の布団が、ちょっとだけいつもよりフカフカになった時。
そんな、日々の「ちょっとだけ」の変化を感じた瞬間に「春」の訪れを感じる。


春って何かが新しい起こりそうなワクワク感と、寂しく切なくなる二面性のある季節。
正に「出会いと別れ」のミックスした思いなのだが、残念ながら社会人になってからは
学年が上がるわけでも卒業する事もなく、昔に比べて生活の変化が少ない。
だから、そんな微妙な気持ちを感じることが少なくなったのは、とても残念だ。
だからという訳じゃないが、何かしたい!という自発的な変化の思いに駆られるのは人間の習性なのか、はたまた私だけなのか?
年始に立てる今年の目標より、よっぽど前向きにやりたい事が浮かんでくる。


手始めに気分を変えたくて髪型を変えてみた。
単純な事なのだが、これはかなり効果あり。
まあ好みの問題があるから、周囲の反応はともかく自分自身の「変化」としては満足。


そして「何かしたい」願望ついでに、次にやりたい事をただいま思案中。
スポーツもしたいし、春を探しに日帰りの一人旅も楽しそう。
オープンカフェで一日読書も気持ち良さそう。
冬眠を終えた動物のように、急に行動を起こしたくなる。
ただ、寒がりの私にとっては優しい陽気に誘われなくてはいけない。
そう思うと、私にとっての体感する春はもう少し先になりそうかな。


でも「考えて満足」してしまう、この性格。
「何かしたい」気持ちが、気まぐれな突風にさらわれるかの如く消えてしまう前に
・・・春よ、早く来い。