初めて油絵の色付けをした。

先週から油絵に入った。
コローの｢真珠の女」模写を今月一杯やる。
先週は、将棋板のように升目に仕切って、
その中を細かく埋めていくデッサン。
何とか埋めた。

で、昨日色を付ける。
と言っても何にも持ってない。
やさしい先生が道具を全部揃えてくれた。
使い捨てパレットに虹の色の順番に、チューブから搾り出して、と。
は？　虹色の順番なんか知らん。
可愛そうに思った先生が、チューブを順番に並べ替えてくれた。
で、少しづつ出していった。

色を混ぜ合わせて、本物の色に近づけろ。
やってみたら、色が出ない。ぐちゃぐちゃやってたら、もっと酷くなった。
それでも塗ってみた。違っても後から直せばいいや、と思ってやってたら。
先生が反対色を加えると、色に深みが出ると教えてくれた。
成る程。茶系統の色合いだと、思ったけど、藍をまぜたり、赤を加えたり
面白い色がでる。
この色づくりは、面白い。

デッサンも基本だし、この色作りも基本。
要は、基本が何もわかってなかった、という事。
何故か、今基本が大切だな、と思う自分が楽しい。