何故か”人間魚雷 回天”が目に触れてくる。

honest152006-09-22

先週の日曜日、ひっくり返ってテレビを見てた。
チャンネルを変えてるうちに、
僕たちの戦争」をやってた。
戦争をどう描くんだろう?と思いながら見てた。
二役をやった森山未来のキャラが面白かった事もある。
人間魚雷回天の乗るにあたって、乗る、乗らないを
自分の意思で決めるシーンに、ドキッとした。


2日ほど後、単に山田洋次脚本という事で、内容も知らぬ状態で
出口のない海」を見た。
海老蔵が、明治の野球部のピッチャーとして、戦争が始まる中で、海軍に志願し、
人間魚雷回天に、自分の意思で乗るのを決意してゆくさまを描いてる。
この時代の、この環境下で、自分の意思で決めてるように見えるが、
殆ど人間魚雷に乗り込まざるをえない状況を作った責任は重い。


昨日、会社の社友の会報が届いた。
その中に、82歳の先輩が、人間魚雷回天の集いに出た、という記事を見た。
同じ会社の先輩に、そんな極限状態を体験した方がいた。


自分の名前は、岩田豊雄の「海軍」の主人公からとった、と親が言っていた。
その主人公は、真珠湾攻撃に参加してゆく。


自分の意思さえも変えてしまう戦争。
敗戦後、日本が何故戦争をしないで来れたか?
ブッシュは、テロも戦争と言ってる。
戦争をしない日本。
その大きな拠り所は、多分「憲法第9条」にある事をわすれてはいけない。