まるで大本営発表だったNHKのディープ報道

honest152006-10-02

競馬は、殆ど見ない。ただ時々ミーハーになる。
30年前、ロンドン研修時代、アスコット競馬場へ出かけた。
エリザベス女王が馬車に乗って入場。
シルクハットとグレイの盛装、マイフェア・レディーの再現。
えらく華やかで、楽しい世界だった。
それ以前も、それ以降も競馬場には行ってない。馬券も、アスコットで買ったのみ。


そんな自分が、NHKの宣伝に乗せられ、娘がいるフランスの凱旋門賞
という事もあって、12時半まで起きてて、生の凱旋門賞を見た。
にわか競馬ファンだから、ディープ以外何も知らない。
やっと、ライバルのハリケーンシロッコの名前は覚えた。
NHKのアナウンサーの説明、解説者の説明、
まるでディープが勝つのは、当たり前の報道。
開始が近づいてきて、やっとライバル馬の2頭の名前は出てきた。


レースがスタートし、注目は、ディープ、ハリケーンシロッコの3頭。
その3頭の位置関係しか報道しない。
結果は、名前が全然出なかったレイルリンク、プライドに負けた。
にわかファンで、他の情報を持たない自分は、NHKの日本の視聴料を払っている
人のための偏った報道に騙されたような気分を味わった。
60年前の大本営発表の時代と、変わらない報道姿勢に愕然とした。
まあ情報を額面通り受け取る自分のなまけもの姿勢にも問題はあったが、、、。