”リンクス育ち”にタイガー・ウッズは負けた。

フェニックス・トーナメントでウッズが負けた。
３日目雨が降り、寒くなり、ウッズはスコアを落とした。
アイルランドのハリントンは伸ばした。
雨でウインドウブレーカーを各選手は着てた。
そのせいで、ウッズは微妙に玉筋が乱れた。
ハリントンは乱れなかった。

アイルランドのゴルフコースは、リンクスが多い。
海沿いにあり、風が強く、毎日雨が降り、暑くなったり、寒くなったり、
コースもアンジュレーションがきつく、ラフというよりブッシュ。
そんなナチュラルそのもののコース育ちが、ウッズと戦った。
フェニックスのラフは、アイルランドのブッシュに比べれば、どうということはない。
プレイオフ２ホール目、ハリントンの３打目は、深いラフ。
彼は、物ともせずピタリとピン傍に寄せバーディーを取り、ウッズに勝った。

ウッズも全英オープンに向かう前には、アイルランドに寄って、
風と寒さとブッシュに慣れて臨む。
今年は、それで優勝した。
遥か離れた日本でウッズは、よもやアイルランドから参加した選手に負けるとは
思わなかっただろう。
天候が不順になったり、ブッシュがきつくなると、リンクス育ちは、さすがに強い。
日本選手も、暫くアイルランドでプレイすると強くなると思う。

この夏アイルランドリンクスツアーに参加した仲間は、日本に帰ってからのコンペで
優勝したり、大コンペで上位入賞したり、好成績が続いてる。
リンクスの難しいコースをラウンドしてきた成果だろう。
ハリントン選手おめでとう！