パース紀行④〜黒鳥とワイン〜

honest152007-02-27


3日目は、ゴルフ・オフ。
パースは西オーストラリア州に属してて、
その州のシンボルが、黒鳥。
イメージが湧かなかったが、スワン河のほとりに、実物が。
鴨や、カモメの中に首一つ抜け出た黒い鳥が、黒鳥。
小さな群れをなす鳥に混じって、あたりを睥睨するかのように
悠々と泳いでる。存在感がある。


黒鳥に感心して、スワン河下りで、フリーマントルに向かう。
アメリカズカップで優勝した港町。
オランダやイギリスの風情が残る、落ち着いた街。
牢獄の跡とか、拷問道具とか、昔山っ気のある荒くれ男達が集まった歴史がある。
この街でランチをとって、ちょっとびっくり。
日本から来た女性が3人もウエイトレスをしてた。
州立大学の学生と、ワーキング・ホリディで来てるという。


アメリカズ・カップのヨットを展示してある海洋博物館を見て、スワンヴァレイに向かう。
乾燥した土地を利用して、1840年からワインを造り始めた。
意外と歴史があるんだ。
フランスのブルゴーニュのワイン街道は、緑緑してたけど、
ここは、からからの土地にブドウを栽培してる感じ。
ブドウの背丈も少し高い感じ。
家内工業でやってるワイナリーと、企業体になってるワイナリーの二つに行き、
白、赤のワインを試飲した。
白ワインはおいしい。
赤は、自分にブルゴーニュのイメージがあり、自分の舌には合わなかった。


SANDALFORDというワイナリーは、西オーストラリアの2大メーカーの一つ。
ここのエンブレムが気に入った。
”ELEMENT”という表示の下に、シンボリックなマークが4点。
左から、EARTH,WIND,FIRE,WATERを表すという。
ワインつくりの基本要素なんだろう。


このスワンバレイのリゾート・ホテルに最後の宿泊をとる。
5時頃に到着したので、やっとプールで体をほぐしたり、軽く泳いだり、
日干しをしたり出来た。
ホテルでのダイニングでは、カンガルーの肉に挑戦。
味は、猪かラムに近い感じ。