全日本学生落語選手権ー策伝大賞ー母子室にて

honest152007-03-02

先週の土曜が予選。
日曜が、6人による決勝戦
月曜がこの会を主宰してる三枝と志の輔の二人会。
と、岐阜は三日間に渡って、落語の街になった。


お嫁さんの誕生日を落語で、という企画に子達が岐阜に。
学生選手権は、無料だが決勝戦は人気があって、整理券発行。
事前に葉書を何通も出して、整理券を手にいれる。
二人会は、4500円。
それでも大人気で、一月前に朝早くから並んでゲット。
準備万端ではあったが、6歳の子と2歳の子の処遇に困った。
6歳の子は、一度落語を聞かせてみようと、皆と同じように席についた。
2歳の子は、多少乱暴系だから、演者に迷惑がかかりそう。


会場の席図を見てたら、「母子室」というのがある。
これだ!と母子室に2歳の子と二人で入る。
会場の後部にガラスで仕切られた部屋。
中にスピーカーがあって、演者の声は聞こえる。
中の声は外に出ない。
最高の部屋。
と思ったが、2歳の子はじっとしてない。
動き回る、泣きそうになる。叫ぶ。飲み物、お菓子を欲しがる。
退屈して、紙をくしゃくしゃして遊び始める。
演者の噺を聞こうと思ったが、途中から諦めた。


演者が話してる間、トイレは空いてる。
この時間にトイレに連れて行き、しーをしようと思ったが、出ず、挫折。
仕方がないので、ロビーで遊ぶ。
ロビーのソファーが気に入って、その上を走る。
危なくて落ちそうになるから、一緒に走る。
そうこうしてる内に学生選手権の優勝者が決まった。


あくる日愈愈二人会。
三枝と志の輔が、新作と古典を2本づつやる。
中々豪華な時間、空間。
これが出足で躓いた。
前日と同じく母子室で聞こうと思ったが、父親と母親恋しさで、泣き出す。
あーだこーだしたり、だっこしたり、ロビーに行ったり、本を見せたり、
お菓子を出したりしたけど、泣き止まず。
30分経って、ロビーに出たら、係員が近づいてくる雰囲気。
で、脅した。泣いてると、連れていかれるよ、と。
その瞬間は、泣き止む。
それを3回やったら、やっと泣き止んだ。
休憩時間がきて6歳児が退屈して、席でもじもじしてるので、後半は彼女も母子室に。
そしたら、二人でご機嫌で遊んでた。
母子室は、少なくとも4人は座れる空間があり、騒いでも誰も文句言わない。
席は窮屈で、騒げないから、6歳児はいたくこの空間が気に入った。


で、パントマイム風な演者と、お客さんの笑い声は聞こえたけど、
落語の中身は、さっぱり聞き取れなかった。
でも、まあいいや。
岐阜に全国から落語の戦いに参加してくれる大学生がいるし、
三枝も志の輔も来たし、
母子室で二人姉妹のライブが体験できたから。