姉は教えて、姉妹は育つ。

honest152007-03-03

三枝と志の輔の二人会が月曜。
6歳と2歳の親は、火曜の朝早く発った。
彼らを送って帰ると、二人の子は、天使のように寝てた。
父親のベッドで寝てると、暫くして2歳児が泣き出した。
私が父親でない事に気がついた。
6歳児は、2歳児の布団に入り、”ママはお仕事で東京”
と懸命に2歳児をあやしてくれた。
2歳児は、”東京?東京?”と言いながら泣き止んだ。


2歳児のAYUにとって、母親と離れて初めて過ごす2日間が始まった。
布団の中で15分、二人は抱き合ったり、喋ったりして、やっと起きる気になった。
朝ごはんも、いつもは遅いお姉さん87が、リードした。
部屋遊びも、庭遊びも、87姉が、妹をリードしてた。
人に教える方が、人は育つな、と小さな二人を見てて思った。
「教育」という文字は、教育を受けるという受身な感じがしてたけど、
”人を教えて、育つ”と解釈すると、ポジティブになる。


公園でブランコしたり、滑り台したりしてたけど、2歳AYUは、
砂場の砂をあちこちにばら撒いて、ご機嫌だった。
靴を脱ぎ、靴下を取り、裸足になって、土や草の感触を楽しでた。
土は、いい。子供にとっても原点かな。


公園からの帰り、疲れた2歳AYUを、6歳87は時々抱っこして、面倒みてた。
お腹が空いたので、近くのレストランへ。
幸い、お子様ランチがあり、二人のお腹を満たす事が出来た。
帰って、お昼ねも、87姉が2歳AYUを寝かしてくれた。


最大の問題が、その日の夜。
寝る時から、ママがいないのは、2歳AYUにとって初めての経験。
多少乱暴系だから、泣いて暴れだしたら、手に負えなくなる。
東京からママ、パパから電話。
元気にもなるけど、里心がついてしまう心配もあったが、
いつもは、グズグズする87姉が、歯を磨いて、率先して寝床へ連れて行った。
寝床で、2冊本を読んだけど、二人は、そのままおとなしく寝た。
さすがだ、87お姉さん。


あくる日、新幹線の自由席の3人席に座って、2歳AYUが妙に興奮して、喋る。
お菓子を食べたりして、お姉さんが嘘寝をして、2歳児を誘い込む。
作戦は成功して、二人姉妹は品川まで、ぐっすり。
有楽町線の国際フォーラム前で、親子は久方ぶりのご対面。
二人とも、大声で、”まま!”と叫んで、ビッグ・ハグしてた。
意外と6歳87が、一番気疲れしてたかも。
姉妹二人で良かった。
大分助かった。