久しぶりに鵜飼を見に行った。

honest152007-08-02

87が鵜飼を見た事がない、と言う。
えっつ?まだ行ってなかったか。
鵜飼が何処で、何時にやるか、電話で聞いた。
前というか、昔は、「上、中、下」と場所は日によって変わってた。
時間も、日によって変わってた。今は違うらしい。
7時45分に、長良橋の上流で始まる、と言われた。


8時頃に河原につき、石の上を転びそうになりながら、歩き、川の傍まで行った。
2艘の鵜舟が篝火が小さくなって、川岸で休んでいた。
どうやら一仕事を終わったらしい。
次の”総がかり”まで休憩。
舟の傍まで近寄って行って、鵜を見てた。
鵜も休憩してたが、時折頭を突っ込んで、川の中を覗いてる。
ウオームアップかな。


鵜舟が集結し始めた。
6艘の鵜舟が、一段と明るく篝火を焚いて、船べりを、パンパンと叩いてる。
鵜が魚を獲ってるかは見えない。
川の真ん中の、深い処で”総がかり”は、終わった。
舟で見てた客は、舟から降りたり、違う船着場に向かった。


一艘の鵜船がいる。
隠れた鵜飼の見せ場らしい。
鵜匠が籠の中から鵜を取り出して、魚を与えてる。
自分達が獲った魚は、全部吐き出させられて、何も食べてない鵜。
やっと食べられる。でも鮎は食べさしても貰えない。
高級魚だから。
その舟に、87よりちょっと大きい男の子が乗っていた。
鵜匠と同じ衣装で。
聞いたら、小学4年生だって。
鵜匠の子なんだろう。
この年齢から育ててるんだ。


帰りの車の中で、87に「鵜飼は思ってた通りだった?」と聞いたら、
「違う。橋の辺から、鵜が川に向かって降りてきて、魚を捕まえる、と思った。」
との返事。
えっ??? こちらは、鵜は川を漂い、頭を川の中に突っ込んで魚を獲るのが常識だと思ってた、
鵜が鳥なら飛ぶ、と考えるのも常識だな。
面白いな、発想は色々だ。