折角の祭りなのに、柳ヶ瀬は暗かった。

honest152007-10-08

6,7日と、岐阜は信長祭り。
パレードがあったりして、二日間で40万の人出と
主催者は、発表してるけど、何故か勢いを感じない。
祭りの主役を張る柳ヶ瀬。
昔は隆盛を誇ったが、今は見る影もない。
全国の地方の商店街と同じように、アチコチにシャッターが。


祭りに合わせて、楽市楽座を展開しようとしてた。
シャッターを下ろした店の前にも、ガラクタ市をやってたり、
産地直送と銘打った野菜や、お茶、お菓子が売られたり
すし屋が寿司弁当を売ってたり、焼き鳥やも店の外で売ってたり、
お祭りの間は、道路にも物を置いて、賑やかさを出していた。
ロクロを廻したり、ミニ椅子を作ったり、畳のパターゴルフがあったり
そこそこお祭りモードで、賑やかしはあった。
人も、いつもの閑散とした街に比べれば、何倍も来てた。


若宮通りも、歩行者天国にして、たこ焼きや焼きそばといった定番。
金魚すくいも出てた。それでも、お正月の神社の境内より寂しい。
三味線弾いてた人が、突然ギターに持ち替えたりしたり芸を披露してたけど、
美濃市の”にわか漫才”にはかなわない。
どこでもあるのをやってるお祭り。
本物が少ない祭り。
歩行者天国の一番人気は、パトカーと白バイ。
本物がああって、日頃は乗れない、触れない。


お祭りの時だけ賑やかになるという商店街では、もうたちゆかないだろう。
ロンドンでも、骨董ばかり集めた市、服や雑貨ばかりの市、家具ばかりの市。
新しいショッピングセンターも、ど真ん中の空地で、2週間に一回位のペースで
青空市をやってた。
丁度同じ6,7日、美濃市では和紙とあかりフェスティバル、関では刃物祭り。
この二つのイベントは、国際的にも通用する。
県都岐阜市のお祭りが、一番寂しい。
柳ヶ瀬を発展させた創業者を継いだ2世達の努力と熱意不足が、一番の原因だと思う。
何とかしないと!!??