チョコレートのプレゼント

家の補修が終わって、後片付けをしてたら、
ビニールで縛ったペンキらしき物が。
ペンキ職人さんに、家の中のあちこちが剥げてるので、
黒のペンキを少し下さい、とお願いしてたからか。
何も言わないで、彼らは帰ってしまったが、
ちゃんとペンキと、新しい刷毛を置いていってくれた。
職人は黙って、勝負もアフターケアもするんだ。

黒いと思ってたペンキは、実はチョコレート色。
家の中の縁取りを、チョコレート色にしている。
あちこち剥げたり、傷ついたりしてる。
今日は、秋晴れだから窓を開けて、にわかペンキ職人になった。
最初は、テープでペンキが飛ばないようにしてたが、
縁が沢山あるので、途中からテーピングしないで、塗っていった。
パリの娘も、自分の部屋がピンクで気持ち悪かったから、
柔らかい白色のペンキを自分で塗った、という事を思い出しながら。

最後のほうは、ちょっと汚してしまった所もあるけど、
何とか塗り終わった。
ペンキ職人さん、ありがとう。
さあ明日からのパース行きの荷造りをしよう。